岡三証券Gがストップ高、100周年の記念配当と年10億円以上の自社株買い計画など好感

■28年3月までの間、PBR1.0倍を超えるまで自社株買い

 岡三証券グループ(岡三証券G)<8609>(東証プライム)は3月27日、買い気配のまま午前9時半前にストップ高の481円(80円高、20%高)に達し、前引けにかけてもストップ高気配を継続した。24日の16時30分、新たな株主還元方針、創業100周年の記念配当、新中期計画を発表し、好感買い集中となった。値がつけば一気に昨年来の高値を更新し、2021年5月以来の480円台に進むことになる。

 新たな株主還元方針では、総還元性向を50%以上と設定するほか、新中期経営計画の対象期間(2023年4月から28年3月まで)に、PBR1.0倍を超えるまで年間10億円以上の自己株式取得(自社株買い)を継続的に実施するとした。創業100周年の記念配当は1株につき10円の予定とし、23年3月期末の普通配当10円とともに計20円を実施するとした。前年同期実績は10円だった。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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