【株式市場】日経平均1866円安、今年3番目の下げ幅、原油高が重荷

■原油高と米PPI上振れで利下げ観測後退

 3月19日、日経平均株価の大引けは1866円87銭安の5万3372円53銭となり、TOPIXも108.01ポイント安の3609.40と大幅反落した。今年3番目の下げ幅で、全面安の展開となった。

 中東情勢の緊迫化に伴うエネルギー施設への攻撃を背景に原油価格が上昇し、米2月PPIの上振れも重なってインフレ再燃懸念が強まった。これにより米利下げ観測が後退し、投資家心理が冷え込んだ。日銀も政策金利据え置きを決定した一方、原油高が物価上昇圧力となる可能性を指摘し、4月の利上げ観測が重荷となった。

 米株安を受け半導体関連など幅広い銘柄に売りが広がり、プライム市場の約96%が下落。一時は2049円安まで下げ幅を拡大した。3連休前のリスク回避姿勢も売りを加速させ、安値圏で取引を終えた。出来高は31億2932万株、売買代金は8兆5364億円。全業種が下落し、特にパルプ・紙や卸売、石油・石炭製品の下げが目立った。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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