【株式市場】日経平均は20円高、朝方の126円高から途中2円安と乱高下

◆日経平均は2万7497円45銭(20円57銭高)、TOPIXは1967.76ポイント(5.92ポイント高)、出来高概算(東証プライム)は5億1093万株

 3月28日(火)前場の東京株式市場は、銀行株や保険株が軒並み出直りを強め、前夜の欧州市場でドイツ銀の株価が大きく回復し、米国では破綻した銀行の買収先決定により金融不安が後退とされ、みずほFG<8411>(東証プライム)はジリ高を続けて午前11時頃に4%高に迫った。景気後退懸念が薄れホンダ<7267>(東証プライム)などの自動車株も高い。一方、NY市場でのNASDAQ反落などを受け半導体関連株は総じて軟調で、ソニーG<6758>(東証プライム)も有機EL合弁会社の破綻を受けて軟調だった。日経平均は取引開始直後の126円58銭高(2万7603円45銭)を高値にダレ模様となり、午前11時過ぎに一時2円51銭安まで値を消したが前引けは持ち直し小高い。

 安永<7271>(東証プライム)が出直りを強め、次世代パワー半導体の先行発注が現在も高水準との一部報道など受けて次世代半導体材料の切削機への期待再燃。岡三証券グループ<8609>(東証プライム)は一段高となりPBR1倍回復まで自社株買いとの発表など連日好感。光・彩<7878>(東証スタンダード)は1月決算好調に加え値上げ浸透との季刊会社情報誌オンライン記事なども注目し直され2日連続ストップ高。ペットゴー<7140>(東証グロース)は業績上ブレ期待など継続し一段高。

 3銘柄が新規上場し、Arent<5254>(東証グロース)は午前9時42分に1802円(公開価格1440円の25%高)で初値をつけ、1939円(同35%高)まで上げて前引けは1650円。モンスターラボホールディングス(モンスターラボHD)<5255>(東証グロース)は、午前10時26分に1050円(公開価格720円の46%高)で初値をつけ、1055円まで上げて前引けは959円。アクシスコンサルティング<9344>(東証グロース)は午前10時46分に3030円(公開価格1950円の55%高)で初値をつけた。その後3580円まで上げ前引けは3420円。

 東証プライム市場の出来高概算は5億1093万株、売買代金は1兆1255億円。プライム上場1836銘柄のうち、値上がり銘柄数は747銘柄、値下がり銘柄数は1001銘柄。

 東証33業種別指数は22業種が値上がりし、鉱業、銀行、保険、石油石炭、非鉄金属、証券商品先物、輸送用機器、卸売り、その他金融、鉄鋼、などが高い。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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