【株式市場】日経平均は146円高、2日続伸、NY株高、後場は不動産、建設も上げる

株式市場 証券取引所

◆日経平均は2万8188円15銭(146円67銭高)、TOPIXは2017.68ポイント(14.18ポイント高)、出来高概算(東証プライム)は11億7979万株

 4月3日(月)後場の東京株式市場は、前場上げた石油株が高値もみ合いに移行し、半導体関連株は中国向け輸出規制で軟調なまま推移したが、三井不<8801>(東証プライム)などの大手不動産株や大成建設<1801>(東証プライム)などの建設株が一段ジリ高となり、大手商社やメガバンクにも一段と強含む銘柄があった。日経平均は前引けより60円ほど高い170円高で始まり、大引けまで160円高の2万8200円を挟んで小動きとなった。

 後場は、SREホールディングス<2980>(東証プライム)が一段と上げ、AI関連株人気に加え業績予想の増額修正を好感。リブセンス<6054>(東証プライム)もAI関連株人気に乗り出直り拡大。加地テック<6391>(東証スタンダード)は政府の水素貯蔵支援報道を受け気配値のまま大引けまでストップ高で推移。Abalance<3856>(東証スタンダード)はベトナム子会社の資金調達など材料視視され一段高。上場4日目のノバシステム<5257>(東証スタンダード)は連日ストップ高。JTOWER<4485>(東証グロース)は事業子会社の優先出資契約など好感され前場の高値圏で頑強。ジャパニアス<9558>(東証グロース)は人手不足が追い風と業績上振れ期待など言われ一段高。

 東証プライム市場の出来高概算は11億7979万株(前引けは5億9546万株)、売買代金は2兆8278億円(同1兆4244億円)。プライム上場1835銘柄のうち、値上がり銘柄数は1448(前引けは1441)銘柄、値下がり銘柄数は341(同334)銘柄。

 東証33業種別指数は海運、ゴムを除く31業種(前引けは28業種)が値上がりし、値上がり率上位は、鉱業、石油石炭、その他金融、銀行、陸運、パルプ紙、不動産、精密機器、建設、保険、証券商品先物、などとなった。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■9割超が対策を実施も、「WBGT」の認知は依然として低調  帝国データバンクの調査により、「熱中…
  2. ■「変身と成長」掲げ1300億円の積極投資、収益構造の転換図る  吉野家ホールディングス<9861…
  3. ■人手不足を補いながら顧客満足度の向上に貢献  シャープ<6753>(東証プライム)は5月20日、…
2025年6月
 1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
30  

ピックアップ記事

  1. ■選挙関連の「新三羽烏」の株価動向をウオッチ  足元では野党が石破内閣への内閣不信認決議案提出を見…
  2. どう見るこの相場
    ■米、イラン核施設を電撃空爆、緊張激化へ  「2週間以内」と言っていたのが、わずか「2日」である。…
  3. ■イスラエル・イラン衝突でリスク回避売りが優勢に  イスラエルのイラン攻撃を受け、13日の日経平均…
  4. ■ホルムズ海峡封鎖なら「油の一滴は血の一滴」、日本経済は瀬戸際へ  コメ価格が高騰する「食料安全保…
  5. ■トランプリスク回避へ、大谷・藤井・大の里株が浮上  『おーいお茶』を展開する伊藤園<2593>は…
  6. ■昭和の象徴、長嶋茂雄さん死去  またまた「昭和は遠くなりにけり」である。プロ野球のスパースター選…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る