JPホールディングス、バイリンガル保育園5園・子育て支援施設9施設を4月と6月から運営開始

 子育て支援事業最大手JPホールディングス<2749>(東証プライム)のグループ企業である日本保育サービスは、2023年4月1日から、バイリンガル保育園3園、保育園1園、学童クラブ7施設を運営開始したと発表。

 これにより、2023年4月1日における同社グループが運営する保育園の数は209園、学童クラブは84施設、児童館は11施設となり、子育て支援施設の合計は304施設となった。

 また、2023年6月1日より、バイリンガル保育園2園、学童クラブ1園の運営を開始することが決定しており、2023年度期中での運営施設はさらに増える予定。

■新業態「バイリンガル保育園」運営開始~英語を通して知識を培い、未来の選択肢を無限大に~

 日本保育サービスは、同社グループで提供している英語プログラムのノウハウをもとに4月1日より首都圏で運営している認可保育所1園と東京都認証保育所2園の計3園を、6月1日から東京都認証保育所2園を、英語に特化した「バイリンガル保育園」に業態変更する。

 「バイリンガル保育園」では、指導経験豊富なネイティブ英語講師が常駐し、日本語と英語のイマ―ジョン教育※を提供する。「英語を通して知識を培い、未来の選択肢を無限大に」をコンセプトに、英語を学ぶことが最終目的ではなく、「イマ-ジョン教育」の考え方をベースとして母国語としての日本語を大切にしつつ、英語環境の中で保育活動をすることで日常的な生活の中から知識の習得を目指していく。指導経験豊富なネイティブ英語講師とともに、日々の生活を通して様々なプログラムを経験することで、より楽しく自然に、英語を身につける。

 ※イマ―ジョン教育とは、1960年代にカナダで始められたバイリンガル教育法。英語の「immerse(浸す)」が語源で、「その言語に浸りきって習得する」という意味。日常生活で外国語を使用し、母国語をしっかりと発達させながら、外国語の習得を目指していく。

【運営開始施設(2023年4月1日)】

・アスク バイリンガル保育園 永福(旧名称:アスク永福保育園)
東京都認証保育所、東京都杉並区
・アスク バイリンガル保育園 亀戸(旧名称:アスク亀戸保育園)
東京都認証保育所、東京都江東区
・GENKIDS バイリンガル保育園 新子安(旧名称:GENKIDS新子安保育園)
運営開始施設(2023年4月1日)
・品川区立八潮西保育園、認可保育園、東京都品川区
・鷹番小ランランひろば、学童クラブ、東京都目黒区
・調布市立調和小学校第2学童クラブ、学童クラブ、東京都調布市
・平成小学校放課後子供教室、学童クラブ、東京都台東区
・港区放課GO→クラブこうなん、学童クラブ、東京都港区
・みなみっ子広場、学童クラブ、東京都三鷹市
・四小あおぞら学童クラブ、学童クラブ、東京都日野市
・竜泉こどもクラブ、学童クラブ、東京都台東区

【運営開始施設(2023年6月1日)】

・アスク バイリンガル保育園 浅草橋
(旧名称:アスク浅草橋保育園)、東京都認証保育所、東京都台東区
・アスク バイリンガル保育園 明大前
(旧名称:アスク明大前保育園)、東京都認証保育所、東京都世田谷区
・アスク浅草橋こどもクラブ、学童クラブ、東京都台東区

■JPホールディングスについて

 保育園・学童クラブ・児童館の運営を主軸に事業を展開している子育て支援の最大手企業(東証プライム市場・証券コード=2749)。運営施設数はグループ全体で304施設となる(2023年4月1日現在)。傘下に全国で保育園・学童クラブ・児童館を運営する日本保育サービス、保育園向け給食の請負などを行う株式会社ジェイキッチン、幼児学習プログラム開発・提供、保育関連用品の企画・販売、子育て支援に関する研修、発達支援事業、保育所等訪問支援事業、子育て支援プラットフォーム「コドメル」の運営などを手がける日本保育総合研究所がある。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■国際特許分類や元素リストを用いて多様な解決策を自動生成  AGC<5201>(東証プライム)は1…
  2. ■Newton・GR00T・Cosmosを軸にロボット研究を高速化  NVIDIA(NASDAQ:…
  3. ■700億パラメータ規模の自社LLMを金融仕様に強化、オンプレ環境で利用可能  リコー<7752>…
2025年11月
 12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930

ピックアップ記事

  1. ■鶏卵高騰・クマ被害・米政策転換、市場が注視する「3素材」  2025年11月、師走相場入りを前に…
  2. ■AI株からバリュー株へ資金移動、巨大テックの勢い一服  「AIの次はバリュー株」と合唱が起こって…
  3. ■日銀トレード再び、不動産株に眠る超割安銘柄  今週の投資コラムは、政策金利据え置きの投資セオリー…
  4. ■日銀据え置きでも冴えぬ不動産株、銀行株が主役に  株価の初期反応が何とも物足りない。10月30日…
  5. ■造船業再生へ3500億円投資要望、経済安全保障の要に  日本造船業界は、海上輸送が日本の貿易の9…
  6. ■高市政権が描く成長戦略、戦略投資テーマ株に資金集中  「連立政権トレード」は、早くも第2ラウンド…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る