【株式市場】日経平均は前引けにかけて軟化するがマザーズ指数などは堅調

株式市場 銘柄

◆日経平均の前引けは2万574円18銭(46円08銭安)、TOPIXは1672.46ポイント(041ポイント安)、出来高概算(東証1部)は9億8103万株

 18日前場の東京株式市場は、NY株の3日続伸などを好感してトヨタ自動車<7203>(東1)ソニー<6758>(東1)などが高い半面、個人投資家の減少などが伝えられたNTT(日本電信電話)<9432>(東1)や原油市況安の影響があるJXホールディングス<5020>(東1)などが安く、日経平均は10時30分過ぎの42円92銭高(2万663円18銭)を上値に小動きとなり、前引けは46円08銭安(2万574円18銭)となった。一方、東証マザーズ指数、日経JASDAQ平均は高い。

 中で、商船三井<9104>(東1)などの海運株が原油安効果や四半期決算の見直しムードなどで高く、ワイエイシイ<6298>(東1)は業績予想の増額発表などが好感されて急伸、セイコーホールディングス<8050>(東1)は四半期好業績や野村證券による目標株価引き上げなどで一段高。グローバルダイニング<7625>(東2)は第2四半期決算が赤字でも下げなかったとされて出直りを強め、FFRI<3692>(東マ)は天津やバンコクでの爆発事故を受けてセキュリティ関連株物色との見方で動意再燃。テラスカイ<3915>(東マ)はキヤノングループとの代理店契約発表が伝えられて急反発。環境管理センター<4657>(JQS)は決算好調で天津の大爆発事故なども材料に連日急伸。

 東証1部の出来高概算は9億8103万株、売買代金は1兆5304億円。1部上場1890銘柄のうち、値上がり銘柄数は924銘柄、値下がり銘柄数は829銘柄。

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