【株式市場】中国株が注目され日経平均など軟調な中で材料株の売買活発

銘柄

◆日経平均の前引けは2万448円50銭(105円97銭安)、TOPIXは1665.36ポイント(6.86ポイント安)、出来高概算(東証1部)は10億20万株

 19日前場の東京株式市場は、欧州株式が昨日の中国株安を受けて総じて下げ、NY株も安かったため様子見気分があり、日経平均は中国株の取引が始まる10時半頃に一時135円64銭安(2万418円83銭)まで軟化した。東証マザーズ指数、日経JASDAQ平均も軟調反落した。

 中で、東芝<6502>(東1)が決算の訂正や新体制の発表などを好感して8.3%高と東証1部銘柄の値上がり率トップになり、東証1部への昇格が発表されたオオバ<9765>(東2)は一時ストップ高。首都圏の新築マンション販売が7ヵ月ぶりに増加と伝わり三井不動産<8801>(東1)などの不動産株が高く、FFRI<3692>(東マ)はバンコクの爆発事件がテロとされてセキュリティ関連株物色が強まり大幅続伸。ラクオリア創薬<4579>(JQG)は米国での特許が好感されてストップ高。

 東証1部の出来高概算は10億20万株、売買代金は1兆554億円。1部上場1890銘柄のうち、値上がり銘柄数は384銘柄、値下がり銘柄数は1368銘柄となっている。

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