プロレド・パートナーズは後場も高値圏で推移、事業譲渡と特別利益を好感

■長期的には底練り相場だが「ボリンジャー・バンド」などで変化の見方も

 プロレド・パートナーズ<7034>(東証プライム)は5月1日の後場、14時30分にかけて10%高の500円(48円高)前後で売買され、前場の一時12%高(54円高の506円)からそれほど押さないまま強い相場を続けている。4月28日付で、事業譲渡と特別利益の計上を発表し、買い材料視されている。譲渡価額は2億2000円(決済方法:現金決済)とし、3月に発表した第1四半期決算では親会社株主に帰属する四半期純利益が1.56億円の赤字だったため、一時収入ではあるが収益への寄与度は大と受け止められている。

 株価は安値圏を低空飛行中の状態だが、約1か月半ぶりに500円台を回復してきた。テクニカル的な見方では、1日の急伸により、このところ狭まっていた「ボリンジャー・バンド」を上に抜け出したこと、日足の「一目均衡表」の「基準線」を上に抜け出し「遅行線」も好転したこと、などを挙げ、長期底練り相場に変化の兆しが出てきたとの見方も出ている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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