サントリー食品インターは第1四半期の売上収益14%増など好感され5年ぶり5400円台に進む

銘柄

■営業利益は22%増加、人流回復や値上げの効果に期待強まる

 サントリー食品インターナショナル<2587>(東証プライム)は5月12日、買い気配の後6%高の5300円(300円高)で始まり、一気に年初来の高値を更新、さらに上値を追って2018年5月以来の5400円台に進んでいる。11日の15時に発表した2023年12月期の第1四半期連結決算(2023年1~3月、IFRS)が前年同期比で売上収益13.9%増、営業利益22.0%増など好調で、買い先行となっている。国内での人流回復、海外主要市場での需要増などで想定を上回る出来との受け止め方もある。

 第1四半期の営業利益は同22.0%増の263.71億円だった。12月通期の予想は全体に据え置き、営業利益は1345億円(前期比3.7%減)。価格改定効果などに期待が出ている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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