リプロセルは一時18%高、前3月期の赤字縮小、今期の一部黒字化予想など好感

■体性幹細胞製品『ステムカイマル』の承認申請を推進

 リプロセル<4978>(東証グロース)は5月15日、急反発となり、取引開始後に18%高の271円(42円高)まで上げた後も260円前後で売買され、大きく出直る相場となっている。12日に発表した2023年3月期連結決算が各利益とも赤字縮小となり、今期・24年3月期は営業利益を除いて黒字化の見込みとしたことなどが好感されている。

 23年3月期は、研究支援事業のセグメント利益が前期比171.7%増と大幅に伸び、メディカル事業、臨床検査受託サービスは黒字化した。メディカル事業の体性幹細胞製品『ステムカイマル』の国内第2相臨床試験は、22年5月にすべて終了し、現在、データ解析及び評価を行っており、今後、承認申請を進めていくとした。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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