ケイブは後場も堅調、この5月末から株主優待を導入、業績低調のため姿勢を評価すべきとの受け止め方

■配当は見送り中、優待は10単元以上の株主にQUOカード

 ケイブ<3760>(東証スタンダード)は5月18日、4%高の2237円(83円高)まで上げた後も堅調に推移し、日々小幅だが4日続伸基調となっている。17日に株主優待の導入を発表し、2023年5月31日現在の株主名簿に記載または記録された株主を対象に開始し、毎年5月31日現在で実施するとし、買い優勢となった。同社の業績は低調で、今期(2023年5月期)も赤字継続の見込みとしており、配当も見送っている状況。このため、株主還元への姿勢を評価すべきとの受け止め方が出ている。

 優待は、10単元(1000株)以上を保有する株主を対象に一律でオリジナルデザインのQUOカード1000円分を進呈するとした。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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