モバイルファクトリー、次世代SNS「NauNau」を完全子会社化!位置情報サービスの新たな世界観を創造

■位置情報共有アプリ「NauNau」を運営するSuishowを完全子会社化

 モバイルファクトリー<3912>(東証プライム)は、2023年5月30日(火)開催の取締役会において、Z世代が選ぶ次世代SNSランキング1位の位置情報共有SNS「NauNau」を運営するSuishowの発行済株式の一部を取得したうえで、モバイルファクトリーを完全親会社、Suishowを完全子会社とする株式交換を行うことを決議し、株式譲渡契約と株式交換契約を締結したと発表。

■背景

 モバイルファクトリーは位置情報連動型ゲーム運営10年以上を運営し、「駅メモ!」シリーズ等を通じ、位置情報サービス特有のサーバーコストや地図コスト削減、マネタイズなど、さまざまな技術や知識を蓄積してきた。加えて近年ではブロックチェーン事業に参入し、「誰にでも扱えるブロックチェーンサービスを通じて、新しいデジタルカルチャーを創出する」というミッションのもと、より多くの人が日常的に使いやすいブロックチェーンサービスの開発・普及を目指している。

 位置情報を共有できるSNS「NauNau」を運営するSuishowは2021年5月に創業。「好きな世界で、好きな人と、好きな形で過ごしたり仕事したりできる世界を作る。」をミッションに掲げ、「NauNau」のほか、あらゆるNFTが使えるメタバースプラットフォーム「Zoa.space」といったサービスを開発し、次世代のコミュニケーションサービスを展開している。特に「NauNau」は『【Simejiランキング】Z世代が選ぶ!!「トレンド寸前!次世代SNS TOP10」』(2023年1月18日付)で1位を獲得し、5月15日時点で400万ダウンロードを突破している。

 同契約の締結によって、次世代の位置情報サービスとして、双方が大きく成長できると考えている。モバイルファクリーがこれまで培ってきたゲーム運営やブロックチェーンなどの知見・ノウハウを共有し、事業支援を行うことで、「NauNau」の事業を加速させて、新たな世界観を構築できるサービスに成長させていくとしている。

■今後の展開

 「NauNau」や「駅メモ!」シリーズの位置情報を活用した送客サービス「ダイレクトスポットアド」を2024年にリリースを予定している。「ダイレクトスポットアド」は希望のお店や施設、イベント会場などへの人流創出を支援するサービスとなる。正式サービス開始に先駆け、2023年夏からテスト運用を開始するためのトライアル企業を募集する。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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