日経平均500円高、海外勢の買いに加え「解散は買い」のジンクス念頭の買いも、バブル崩壊後の高値を連日更新

銘柄 上がる 上昇 高い ストップ高

■解散なら投票日まで上げ相場とされ日経平均連動ETFなど買われる

 6月14日午後の東京株式市場では、日経平均が一段高となり、14時現在は538円51銭高の3万557円16銭と上げ幅を500円台に拡げている。バブル崩壊後の相場の高値(1990年以来の高値)を2日続けて更新している。

 半導体関連株は一服模様だが電子部品株や機械株、大手商社株や自動車、鉄鋼株などが高く、引き続き中国リスクを回避して日本株に資金を振り向ける海外勢の動きが活発のもようだ。また、一部では、政治動向のニュースとして、内閣不信任案が提出された場合、岸田首相は即日衆議院を解散する構えと伝えられた。株式市場のジンクスとして「解散は買い」という経験則があり、解散後は投票日まで上げ相場が続くケースが少なくないとして日経平均連動の上場投信銘柄NF日経レバレッジ<1570>(東証ETF)や楽天日経225ダブルブル<1458>(東証ETF)などを買う動きがあるようだ。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■国際特許分類や元素リストを用いて多様な解決策を自動生成  AGC<5201>(東証プライム)は1…
  2. ■Newton・GR00T・Cosmosを軸にロボット研究を高速化  NVIDIA(NASDAQ:…
  3. ■700億パラメータ規模の自社LLMを金融仕様に強化、オンプレ環境で利用可能  リコー<7752>…
2025年11月
 12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930

ピックアップ記事

  1. ■鶏卵高騰・クマ被害・米政策転換、市場が注視する「3素材」  2025年11月、師走相場入りを前に…
  2. ■AI株からバリュー株へ資金移動、巨大テックの勢い一服  「AIの次はバリュー株」と合唱が起こって…
  3. ■日銀トレード再び、不動産株に眠る超割安銘柄  今週の投資コラムは、政策金利据え置きの投資セオリー…
  4. ■日銀据え置きでも冴えぬ不動産株、銀行株が主役に  株価の初期反応が何とも物足りない。10月30日…
  5. ■造船業再生へ3500億円投資要望、経済安全保障の要に  日本造船業界は、海上輸送が日本の貿易の9…
  6. ■高市政権が描く成長戦略、戦略投資テーマ株に資金集中  「連立政権トレード」は、早くも第2ラウンド…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る