パナソニックHDが高値更新、車載用リチウムイオン電池でマツダとの連携を好感

■中長期的パートナーシップ構築に向けて協議を開始、期待強まる

 パナソニックHD(パナソニック ホールディングス)<6752>(東証プライム)は6月22日の前場、1724.5円(56.0円高)まで上げて約1週間ぶりに年初来の高値を更新し、後場も1710.0円(41.5円高)円で始まり、2018年以来の高値圏に進んでいる。21日午後、パナソニック エナジーとマツダ<7261>(東証プライム)が車載用円筒形リチウムイオン電池の供給に関する中長期的パートナーシップの構築に向けて協議を開始と発表し、期待が強まった。マツダも出直っている。

 発表によると、パナソニックグループとマツダは、2012年からマツダが日本でリース販売した「デミオ EV」にパナソニック製の電池を搭載するなど、長期にわたって良好な関係を築いている。今後、パナソニック エナジーは日本と北米の工場で製造した車載用円筒形リチウムイオン電池をマツダに供給し、マツダは2020年代後半に導入する予定のバッテリーEVに搭載することを視野に入れて、具体的な協議を開始する。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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