27日上場のエリッツホールディングスは公開価格1580円の27%高で初値のあと56%高

新規上場 IPO

■京都で創業から賃貸マンション仲介を行いテナント、法人、仕入部門と拡大

 6月27日新規上場となったエリッツホールディングス<5533>(東証スタンダード)は、買い気配で始まり、取引開始から50分を経過した午前9時50分過ぎに2000円(公開価格1580円の27%高)で初値をつけ、その後2470円(同56%高)まで上げて売買されている。

 京都では賃貸マンションの仲介業界においてリーダー的な役割を担うとされる不動産会社。1986年に賃貸不動産の仲介、管理を中心とした会社として創業致し、創業当初は賃貸マンションの仲介を専門としていたが、オーナーの要望もあり、管理業も営むようになり、その後、テナント部門、法人部門さらには仕入部門も専門特化し、多様化するニーズに応えてきた。2003年に新ブランド「エリッツ」を立ち上げた。設立は2012年3月。

 業績見通し(2023年9月期・連結、会社発表)は、売上高を53億76百万円(前期比10.5%増)、営業利益を9億37百万円(同53.0%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は5億64百万円(同30.5%増)としている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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