27日新規上場のクオリプスは公開価格1560円の7.7%高で初値をつけ売買活発

株式市場 IPO 鐘

■ヒトiPS細胞由来心筋細胞シートを阪大と共同で研究開発中

 6月27日新規上場となったクオリプス<4894>(東証グロース)は、買い気配で始まった後1680円(公開価格1560円の7.7%高)で初値をつけた。その後1690円まで上げる場面を見せ、午前11時過ぎは1400円前後て売買されている。

 大阪大学と共同研究開発を進めているヒトiPS細胞由来心筋細胞シートは、iPS細胞から心筋細胞への分化誘導を経て、大量作製及びシート化等の独自技術を用いて作製するもので、現在の内科的治療では治癒しない重症心不全の治療を目的とした再生医療等製品となっている。1位株主は第一三共<4568>(東証プライム)で15.75%保有。また、テルモは8.35%、大幸薬品は7.87%を保有している。設立は2017年3月。

 現在最も進んでいるパイプラインは、『ヒトiPS細胞由来心筋細胞シート』(対象疾患:虚血性心疾患(国内)であり、製造販売の承認申請に向けて注力している。大阪大学が実施する「PJ1虚血性心疾患(ICM)を対象としたヒトiPS細胞由来心筋細胞シートに関する医師主導治験」を支援している。

 2024年3月期の業績見通し(個別)は、売上高2億15百万円(前期比461.7%増)、営業損失12億10百万円(前期は4億50百万円の損失)、当期純損失12億49百万円(前期は4億52百万円の損失)を見込んでいる。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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