アイモバイルは後場一段と出直る、発行株数の5%規模の自社株買いと消却を好感

■正午に発表、期間は9月末まで約3か月間、期待強まる

 アイモバイル<6535>(東証プライム)は6月30日の後場、一段と強含んで始まり、後場寄り後は1218円(37円高)まで上げて出直り幅を広げている。正午に自己株式取得(自社株買い)と自己株式の消却について発表し、好感されている。

 自社株買いの上限株数は自己株式を除く発行済株式総数の4.97%(100万株)。1度に発表する自社株買いとしては大規模な部類に入る。取得総額は13億円(上限)、取得期間は2023年7月4日から同年9月30日まで。東証での市場買付と自己株式立会外買付取引(ToSTNeT-3)への委託を併用する。

 さらに、これにより取得する自己株式の全数を消却するとした。株式価値が最大で4.97%向上することになる。消却日は未定で、改めてお知らせするとした。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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