ソーシャルワイヤーは企業間マッチングのチャットシステム提供開始など好感され一時14%高

■AI翻訳を材料に急伸し値固めの最中、2段上げの再騰相場に発展する期待

 ソーシャルワイヤー<3929>(東証グロース)は7月13日、14%高の439円(55円高)まで上げた後も堅調に売買され、後場も11%高の426円で売買開始となった。同日午前、企業間マッチングを促進するネットワーキングシステムのチャットシステム『TORINAS(トリナス)』の提供を7月12日より開始と発表し、買い材料のひとつとして期待されている。まずはβ版として同社運営のプレスリリース配信代行サービス『@Press(アットプレス)』並びに『NEWSCAST(ニュースキャスト)』に、この機能を搭載するとした。

 同社株は6月28日に急伸して以降、急激に上値を追う相場となっている。「AI自動翻訳ツールを活用したプレスリリースの英語・中国語翻訳機能を6月28日より無償提供開始」との発表が起爆剤になったと見られており、直前まで250円前後で小動きだった株価が7月4日に463円まで急伸した。その後は450円から350円前後の間で往来する値固め相場となっており、経験則的には2段上げの再騰相場に発展する可能性を帯びてきたとの見方が出ている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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