【株式市場】日経平均は次第に上げ413円高、NY株高など受け半導体株の反発目立つ

◆日経平均は3万2357円04銭(413円11銭高)、TOPIXは2242.96ポイント(21.48ポイント高)、出来高概算(東証プライム)は6億761万株

 7月13日(木)前場の東京株式市場は、米NASDAQの3日続伸、半導体株指数の4日続伸などを受けてアドバンテスト<6857>(東証プライム)などの値がさ半導体株が反発基調で始まり、1ドル138円台への円高を受けて一時ダレたものの再び上値を追う強さを見せた。また、日銀が午前中に通知した国債買いオペによって金利上昇懸念が後退したとの見方もあり、グロース株も景気敏感株も買いやすくなり、伊藤忠<8001>(東証プライム)などの大手商社株やセブン&アイHD<3382>(東証プライム)なども高い。日経平均は取引開始後の9円05銭高(3万1952円98銭)を下値に次第高となり、午前11時過ぎに416円11銭高(3万2360円04銭)まで上げ、前引けも上げ幅400円台を保ち大幅反発基調となった。

 ソニーグループ<6758>(東証プライム)が5%高と6日ぶりに反発しゲーム開発への大型投資報道に加え「為替感応度」も好感されたとの見方。サイゼリヤ<7581>(東証プライム)は第3四半期の営業利益3.4倍など好感されて急伸。アマテイ<5952>(東証スタンダード)は「EV化の恩恵、ネジにも」と日経電子版の早朝のニュースなど材料視され急伸。テクノロジーズ<5248>(東証グロース)は最新スマホアプリゲーム7月上旬リリース予定に期待強まり大幅高。FRONTEO<2158>(東証グロース)はAIを活用した創薬支援事業が好感され一時急伸。

 東証プライム市場の出来高概算は6億761万株、売買代金は1兆7007億円。プライム上場1835銘柄のうち、値上がり銘柄数は1173銘柄、値下がり銘柄数は565銘柄。

 東証33業種別指数は25業種が値上がりし、電気機器、精密機器、卸売り、医薬品、その他製品、非鉄金属、化学、鉄鋼、金属製品、情報通信、などが高い。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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