タカミヤのアグリ事業部はAGRISTと共同試験を開始きゅうり自動収穫ロボットを自社農場へ導入

 足場をはじめとする仮設機材の総合プラットフォーマーとして、建設業界を支えるソリューションを提供するタカミヤ<2445>(東証プライム)は27日、AGRISTが開発したきゅうり自動収穫ロボットの試験導入を開始すると発表。

■きゅうり自動収穫ロボット導入の背景

 同社は「G-Castle Neo48」と「G-Castle ProⅠ」という高機能農業用ハウスを製造・販売する一方で、埼玉県羽生市に自社農場での実証栽培として、きゅうり、ミニトマト、いちごを栽培している。今回、きゅうり自動収穫ロボットの実現可能性を高めるために、2023年~2024年の収穫に合わせて実際の現場にロボットを導入することとなった。現場の声、視点を直接取り入れながらロボットを開発することで、ロボットを活用した最新の農業へ前進する。

■今後の展望

 きゅうりは作物の成長が早く、収穫作業にあてる時間比率が大きいため人手不足の解消が急務となっている。そのため、きゅうり自動収穫ロボットの導入で作業者の負担を減らし、より効率的な農業の実現に貢献できることが期待される。今後、きゅうり自動収穫ロボットは羽生農場を拠点として、ロボットとAIを活用した自動化農業システムパッケージを確立していく。100年先も続く持続可能な農業の実現に向けて、農業課題を解決しながら日本の農業を盛り上げていく。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■9割超が対策を実施も、「WBGT」の認知は依然として低調  帝国データバンクの調査により、「熱中…
  2. ■「変身と成長」掲げ1300億円の積極投資、収益構造の転換図る  吉野家ホールディングス<9861…
  3. ■人手不足を補いながら顧客満足度の向上に貢献  シャープ<6753>(東証プライム)は5月20日、…
2025年6月
 1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
30  

ピックアップ記事

  1. ■選挙関連の「新三羽烏」の株価動向をウオッチ  足元では野党が石破内閣への内閣不信認決議案提出を見…
  2. どう見るこの相場
    ■米、イラン核施設を電撃空爆、緊張激化へ  「2週間以内」と言っていたのが、わずか「2日」である。…
  3. ■イスラエル・イラン衝突でリスク回避売りが優勢に  イスラエルのイラン攻撃を受け、13日の日経平均…
  4. ■ホルムズ海峡封鎖なら「油の一滴は血の一滴」、日本経済は瀬戸際へ  コメ価格が高騰する「食料安全保…
  5. ■トランプリスク回避へ、大谷・藤井・大の里株が浮上  『おーいお茶』を展開する伊藤園<2593>は…
  6. ■昭和の象徴、長嶋茂雄さん死去  またまた「昭和は遠くなりにけり」である。プロ野球のスパースター選…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る