JR東海は新幹線の車内ワゴン販売を廃止し新サービス導入、モバイル端末で注文や呼び出し可能に

■東海道新幹線で新しい車内サービスを展開

 JR東海(東海旅客鉄道)<9022>(東証プライム)は8日、駅周辺店舗の品揃えの充実、飲食の車内への持ち込みの増加、静粛な車内環境を求める意見、また将来にわたる労働力不足への対応等をふまえて、東海道新幹線「のぞみ号」「ひかり号」の全号車で実施している車内ワゴン販売を終了し、新しい形態のサービスを導入すると発表した。

 新しいサービスとしては、グリーン車や11号車多目的室にて、顧客の困りごとや尋ねごとに、より応えられる接遇を中心として、モバイル端末の普及等に伴う新しい取り組みを開始する。具体的には、グリーン車の各座席に設置されたQRコードにて、顧客自身のモバイル端末から乗務員を呼び出せる「東海道新幹線サポートコールサービス」や、食事や飲み物を注文することで、パーサーが席まで届ける「東海道新幹線モバイルオーダーサービス」(こだま号除く)などがある。普通車の車内販売は取りやめとなるが、ホーム上等の自動販売機を拡充するなど、駅における飲食の提供を強化する。

 新しい車内サービスは2023年11月1日(水)から開始される。同時に、東海道新幹線におけるのぞみ停車駅のホーム上等の自動販売機も拡充される。自動販売機では、ドリップコーヒーやアイスクリーム等、車内ワゴン販売でニーズの高い商品が購入できるようになる。JR東海は、新しい車内サービスにより、さらに快適な車内空間の提供を目指すとしている。

■パーサーの制服をリニューアル

 約20年ぶりに、パーサーの制服を大幅リニューアルする。ネイビー、シャンパンゴールドを基調とした落ち着いた配色で、より上品なデザインに刷新。新たにパンツスタイルを採用し、制帽を取りやめ機能性を向上。各自でアイテムやカラーを組み合わせることができ、多様なスタイルを実現した。制服リニューアルは10月1日(日)を予定している。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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