【株式市場】資源株や材料株は強いが日経平均は次第に値を消し小反落

株式

◆日経平均の終値は1万6052円05銭(59円00銭安)、TOPIXは1291.17ポイント(8.83ポイント安)、出来高概算(東証1部)は23億2218万株

チャート14 23日後場の東京株式市場は、原油や非鉄市況の値戻しを受けて新日鐵住金<5401>(東1)などの鉄鋼株や資源株が強かったが、全体的には上値が重く、日経平均は110円安(1万6000円前後)から40円高(1万6150円前後)の幅で一進一退となった。朝方の239円33銭高(1万6350円38銭)からは大きく値を消した。前場は堅調だった日経JASDAQ平均も軟化し、主な株価指数は総じて安い。

 三井物産<8031>(東1)などの大手商社株や住友金属鉱山<5713>(東1)などは後場も強く、星光PMC<4963>(東1)は明日24日に決算説明会があるとされて期待が強まり急伸し、テクマトリックス<3762>(東1)は「マイナス金利」対応の金融商品評価・分析ツールなどが注目されて活況高。コラボス<3908>(東マ)はクラウド活用のコールセンターシステム拡大などが言われてストップ高。スリー・ディーマトリックス<7777>(JQG)はメキシコでの医療機器製品登録などが好感されてストップ高。

 東証1部の出来高概算は23億2218万株(前引けは11億6751万株)、売買代金は2兆2925億円(同1兆1129億円)。1部上場1941銘柄のうち、値上がり銘柄数は442(同603)銘柄、値下がり銘柄数は1415(同1222)銘柄。

 また、東証33業種別指数は8業種(前引けは15業種)が値上がりし、値上がり率上位の業種は、鉄鋼、非鉄金属、保険、鉱業、海運、卸売り、銀行、パルプ・紙、だった。

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