ハイデイ日高は6年ぶりに上場来の高値を更新、月次動向への期待強まり膨大な信用売り残の動向にも注目強い

■業績予想の増額修正を発表後に急伸、買い戻し再燃の見方も

 ハイデイ日高<7611>(東証プライム)は8月31日、再び一段高となり、午前10時20分にかけて6%高の2979円(159円高)まで上げ、株式分割後の相場で2017年につけた上場来の高値を約6年ぶりに更新している。21日に業績予想の増額修正を発表しており、毎月初に発表する月次動向への期待が高揚している。

 また、株式需給をみると、信用売り残が買い残の20倍(信用倍率0.05倍)に達しており、売り手が買い戻しに転じれば大きな株高になる可能性を秘める状態が継続中。株価は8月21日の業績予想の増額修正を受けて急伸し、その後も高値圏で底堅いため、月末という日柄要因もあって買い戻しが膨れたとの見方も出ている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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