出光興産が一段高、NY原油は10日ぶり小反落だが値上がり強くガソリン最高値も買い材料に

出光興産 5019

■証券会社による投資判断の引き上げも伝えられ、買い安心感が

 出光興産<5019>(東証プライム)は9月8日、一段高で始まり、取引開始後は5%高の3443.0円(167.0円高)まで上げ、約7か月ぶりに年初来の高値を更新し、2022年11月以来の3400円台に進んでいる。米国7日のNY原油は10日ぶりに小反落と伝えられたが、前日までの9日間で10%超の値上がり。また、国内のガソリン価格は各地で小売り価格が最高値と伝えられており、買い材料視されている。8日は証券会社による投資判断の引き上げも伝えられ、買い安心感が広がっている。

 また、PBR(株価純資産倍率)はいぜん0.6倍台で推移しているため、引き続き資産効率の向上策への期待も強い。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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