三菱重工グループが「ΣSynX」搭載の新型無人フォークリフト2機種を初公開、AIや回生ブレーキ制御など最先端技術を駆使

■開発中の新型機が人と機械が調和した未来の無人物流オペレーションを実演

 三菱重工業<7011>(東証プライム)と同社グループの三菱ロジスネクストは11日、東京都江東区の東京ビッグサイト西展示棟で9月13日から15日まで開催される「国際物流総合展2023 第3回INNOVATION EXPO」に共同出展すると発表。開発中の新型無人フォークリフト「AGF-X」「DECCO」2機種による無人物流オペレーションを初めて実演する。

 「Logisnext Solutions-私たちのソリューションがお客様にお応えいたする」をメインテーマとしたブースでは、三菱重工グループ独自開発の自律化・知能化ソリューション「ΣSynX(シグマシンクス)」を単体製品として搭載することを目指して開発中の新型無人フォークリフト「AGF-X」「DECCO」2機種による無人物流オペレーションを初めて実演。三菱重工グループが描く“人と機械が調和した未来の物流”をデモンストレーション、物流現場にフレキシブルに調和できる高い生産性・安全性を備えた新たな物流ソリューションを提案する。

 他にも、安全装備・自動化を紹介するプレゼンテーションや実機展示など、「自動化への取り組み加速」「安心安全な物流ソリューションの提供」「脱炭素化を推進する商品開発」の各分野でソリューションを紹介する。

 三菱重⼯と三菱ロジスネクストは、お客様が抱える⾃動化、安全、脱炭素化といったさまざまな課題の解決に対し、三菱重⼯グループの総合⼒を⽣かした⻑年の実績と経験に裏付けられた豊富な製品・サービス群を核とした質の高い最適ソリューションを提供し、物流業界の発展に貢献していく。

※ ΣSynXは、デジタルイノベーションブランドで、人と機械が協調するために知恵と技術を結集し、「かしこく・つなぐ」ことを表している。これら概念を適用し、さまざまな機械システムを同調・協調させる標準プラットフォームが物流製品にも搭載されている。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■ガソリン・軽油の暫定税率廃止法成立  ガソリン暫定税率廃止法は11月28日に成立し、ガソリン税2…
  2. ■うつ・統合失調症・発達障害を脳から理解する、最前線研究を平易にまとめた一冊  翔泳社は11月25…
  3. 【新築マンションの短期売買を分析】  国土交通省は11月25日、三大都市圏および地方四市の新築マン…
2025年12月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031  

ピックアップ記事

  1. ■「大きく産んで小さく育てる」IPO市場、期待裏切る後半戦  48勝2分10敗である。2025年の…
  2. ■日銀イベント通過で円高前提、紙・パ株が師走相場の主役候補  今週のコラムは、日銀の金融政策決定会…
  3. ■FOMC通過も市場は波乱、金利と為替に残る違和感  FRB(米連邦準備制度理事会)のFOMC(公…
  4. ■眠れる6900トンの金が動き出す、「都市鉱山」開発でリデュース株に追い風  今週の当コラムは、金…
  5. ■天下分け目の12月10日、FRB利下げで年末相場は天国か地獄か?  天下分け目の12月10日であ…
  6. ■AI・データセンター需要拡大に対応、測定能力は従来比最大2倍  リガク・ホールディングス<268…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る