三菱重工業は3日続伸、次世代戦闘機開発で英・伊と協定、月面環境技術開発と有人探査支援を発表

■次世代戦闘機開発で先行

 三菱重工業<7011>(東証プライム)は15日、206円高(2.39%高)の8826円(10時16分)まで上げて3日続伸している。同社は12日に、英国とイタリアの防衛産業大手と共同で、グローバル戦闘航空プログラム(GCAP)の次世代戦闘機の概念フェーズ要求を提示するための3社間協定を締結したと発表。この協定は、2035年の配備を目指す次世代戦闘機の開発における次のフェーズに向けた前進であり、同社の防衛産業におけるプレゼンスの強化を示すもの。

 また、14日には、国内外の宇宙開発プロジェクトへの参画を通じた月面探査への挑戦を進めており、同社がこれまでの宇宙開発で培った知見や技術力を活用して宇宙分野における貢献を続けることで、アポロ計画から半世紀を経て再び試みられる人類の月面着陸への挑戦や人類の活動領域の拡大に向けた取り組みを推進していくと発表した。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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