西松屋チェーンは自社株買い、四半期決算と増配が好感され急激に出直る

西松屋チェーン

■自社株買いは期間約2週間のため短期速攻型になる期待

 西松屋チェーン<7545>(東証プライム)は9月28日、買い気配のあと6%高の1669円(96円高)で始まり、急激に出直る相場となっている。27日の15時過ぎに第2四半期決算と自己株式の取得(自社株買い)、8月中間配当の増配を発表し、好感買いが先行。全体相場の下げ(日経平均370円安など)に逆行高となっている。

 第2四半期決算(2023年2~8月・累計)は売上高が前年同期比で4.7%増加し、営業利益は同0.6%増加、四半期純利益は同2.4%増加した。8月中間配当は1株13円の予定(従来予想比1円増、前年同期比でも1円増)とした。

 自社株買いは、22万7000株(自己株式を除く発行済株式総数の0.38%)、300百万円を各上限として、2023年9月29日から同年10月13日までの予定で東証における市場買付にて実施する。期間約2週間のため短期速攻型になる期待が出ている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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