アイフリークモバイル、「大阪・咲州ATCロボットストリート2023」にAIコンテンツを出展

■AIキャラクターとの会話で、ユーザー1人1人のオリジナル絵本を作る

 アイフリークモバイル<3845>(東証スタンダード)は、10月28日(土)・29日(日)に大阪府咲洲で開催予定の“ATCロボットストリート2023“に、同社グループ会社のI-FREEK GAMES及びアイフリークスマイルズが共同で開発を行ったAIコンテンツを出展する。

 同社グループは、ChatGPTをはじめとするAI技術の目まぐるしい進化に伴い、AI技術をゲーム事業やIP事業などに幅広く取り入れ、新たな事業展開へつなげることが重要だと認識し、以前よりAIエンジニアの育成やAI専門企業とのセールスパートナー契約を締結するなど、AI事業に取り組んできた。

 さらに、AIに関連する多種多様なプラットフォームやサービスを活用し、ハブとなるような基盤サービスを構築し、顧客のニーズに沿ったコンテンツを提供できるようにすべきであるとも考えている。

 このような考えに基づいて、今回はまずそのトライアルとして、同社の強みとするIP事業や知育・絵本事業に関連したAIサービスを、ATCロボットストリート2023で展示するとしている。

 今回出展するのは、ユーザーがAIキャラクターと会話をすることで、ユーザー1人1人のオリジナル絵本を作ってくれるコンテンツである。キャラクターは3Dアバターで表現され、会話に合わせてアニメーションするようになっており、同社の人気キャラクター“ぱんだっち”の3Dアバターと、アイフリークスマイルズが運営するクリエイター支援サイト「CREPOS(クリポス)」の登録クリエイター「Omayu」氏と共同開発した”猫さん3Dアバター”から選択が可能である。

 会話の応対や、絵本の生成にはChatGPT-4のAPIを活用し、キャラクターやコンテンツの対象年齢等に合わせたプロンプトエンジニアリングの設計・実装を行っている。これにより、キャラクターとの会話を通じて楽しみながら絵本を制作できる。

 このコンテンツは現在一般には非公開で、ATCロボットストリート2023での展示のみとなる。

 なお、顧客の要望に沿ったAIサービスの提案にも対応する。

 今後は、同社の各専門事業でAI技術を活かし、日常の課題解決に訴求するDX技術の提供や、IPを活用したエンターテインメントコンテンツの制作に繋げていくとしている。

 ATCロボットストリート2023は最新テクノロジーの体験やプログラミング、電子工作などのワークショップを通じて、未来社会について子どもたちと一緒に考えるイベントである。2025大阪・関西万博に先立ち咲洲エリアで開催される「咲洲プレ万博」の公式プログラムとして、『未来社会の実験場~みんなで考える「明日に出会える街」』をテーマに開催される。
(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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