3日上場の西部技研は公開価格2600円を上回る水準で堅調に推移

■ハニカムローターを用いた空調設備の先進メーカー

 10月3日新規上場となった西部技研<6223>(東証スタンダード)は、取引開始後まもなく2687円(公開価格2600円の3%高)で売買が成立し初値をつけ、その後は2695円から2600円の間で売買されている。

 「空調事業」の単一セグメントだが、ハニカムローターを用いた空調設備の先進メーカーで、連結子会社9社とともにグループ展開し、デシカント除湿機やVOC濃縮装置などの製造、販売、据付工事などのサービスを主な事業として取り組んでいる。本社は福岡県古賀市、設立は1965年7月。

 業績見通し(2023年12月期・連結、会社予想)は、売上高271億47百万円(前期比9.1%増)、営業利益52億36百万円(同13.7%増)、親会社株主に帰属する当期純利益40億75百万円(同4.3%増)としている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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