【株式市場】日経平均前引け1670円高、5万4000円台回復

■トランプ氏「戦争はごく近く終結」と発言

 3月10日、日経平均株価の前引けは1670円36銭高の5万4399円08銭で終了し、東証株価指数(TOPIX)は98.40ポイント高の3674.24となった。トランプ米大統領がイランで続く軍事作戦について「終結が近い」と発言したことを受け、投資家心理が改善し、買い戻しが広がった。

 9日のニューヨーク市場では主要3指数がそろって反発し、WTI原油価格も90ドルを割り込んだ。米国とイスラエルによるイランへの攻撃が近く終結するとの見方からリスク回避姿勢が後退し、東京市場でも買いが優勢となった。日経平均の上げ幅は一時1900円を超える場面もあり、東証プライム市場では値上がり銘柄の割合が90%を超える全面高の展開となった。

 原油価格は中東緊張を背景に一時120ドル近辺まで上昇していたが、戦争終結観測や石油制裁の一部免除、米海軍によるホルムズ海峡のタンカー護衛計画などの発言を受けて急反落した。もっともイラン革命防衛隊は「戦争を終わらせるのはイランだ」と表明しており、情勢の先行きはなお不透明である。業種別では33業種中32業種が上昇し、非鉄金属、ガラス・土石、機械、電気機器などが上昇をけん引した。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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