マクセル、ICカード読み取りの「本人確認ソリューション」提供へ、既存PCで偽造カード検知に対応

■既存WindowsPCへ簡単導入、金融機関などの本人確認業務を効率化

 マクセル<6810>(東証プライム)は3月10日、マイナンバーカードや運転免許証のICチップを読み取り、真偽判定と本人確認を行う「本人確認ソリューション」を2026年3月下旬から提供すると発表した。販売は販売連携先であるヤマトシステム開発を通じて行う。既存のWindowsPCにICカードリーダ・ライタを接続するだけで導入でき、金融機関や窓口業務における本人確認の効率化とセキュリティ強化を支援する。

 近年は巧妙な偽造書類を用いた犯罪が増加しており、社会的課題となっている。警察庁は犯罪収益移転防止法施行規則の改正に向けた検討を進めており、2027年4月以降、金融機関の対面窓口などではマイナンバーカードや運転免許証のICチップ読み取りによる本人確認が原則義務化される見込みである。こうした制度変更や社会的ニーズを背景に、同社は長年培ってきたICカードリーダ・ライタ技術を活用し、簡便に導入できる本人確認システムを開発した。

 同ソリューションは、非接触ICカードリーダ・ライタ「M-1850S」「M-1860B」と専用アプリケーションを組み合わせた構成で、ICチップ情報を券面イメージとともにPC画面に表示する。偽造・改ざんカードの検知機能や、券面写真と本人の照合支援機能を備え、「なりすまし」を抑制する。通信環境に依存しないスタンドアロン仕様で、CSV形式による既存システムとの連携も可能。3月12日から13日に開催される「DBX2026(デジタルバンキング展)」のヤマトシステム開発ブースで展示される予定である。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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