TIS、最大500億円の自己株取得を決定、2000万株上限で資本効率向上へ

■取得期間は3月11日~9月30日、市場買付で実施

 TIS<3626>(東証プライム)は3月10日8時50分、自己株式の取得を行うと発表した。会社法第165条第3項の規定に基づくもので、取得総額は500億円を上限、取得株式数は2000万株を上限とする。発行済株式総数(自己株式を除く)に対する割合は8.8%。取得期間は2026年3月11日から9月30日までで、東京証券取引所における市場買付で実施する。

 同社グループは、生成AIの急速な進化と普及を背景に事業環境が加速度的に変化すると見込んでおり、これを新たな事業機会と捉えて成長戦略を推進する方針だ。その前提のもと、同社が考える本源的価値に比べ現在の株価水準は十分に評価されていないと判断。財務状況などを総合的に勘案し、株主利益と資本効率向上の早期実現を目的に機動的な自己株式取得を決定した。

 今回の取得は、中期経営計画(2024―2026)で掲げる「ROE16%超」「EPS年平均成長率10%超」の達成にも資する施策と位置付ける。なお、同取得には株主還元方針である総還元性向50%に基づく2027年3月期の自己株式取得予定分も含む。取得後の自己株式は、原則として発行済株式総数の5%を上限に保有し、これを超える分については消却する方針としている。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■シャープ堺工場跡地を再活用、水冷技術と再エネ電力で高性能計算を実現  KDDI<9433>(東証…
  2. ■2026年3月6日全国公開、日本の観客へ感謝を込めた特別版  ギャガは、『映画 冬のソナタ 日本…
  3. ■写真555点で広がる味覚の世界、0歳からの「はらぺこ図鑑」  学研ホールディングス<9470>(…
2026年3月
 1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
3031  

ピックアップ記事

  1.  マーチャント・バンカーズ<3121>(東証スタンダード)はマーチャント・バンキング事業として不動産…
  2. ■JR東日本、約40年ぶり運賃改定で鉄道株に注目  JR東日本<9020>(東証プライム)は3月1…
  3. ■中東情勢の行方が左右する「彼岸底」シナリオと原油危機回避の可能性  願わくば少なくともアノマリー…
  4. ■投資バリューは中立も株価材料として機能する局面も  株式市場は3月相場入りを控え、株式分割銘柄の…
  5. ■東京市場、株式分割ラッシュ拡大、値がさ化の進行が契機  3月相場は、また「二日新甫」である。「二…
  6. ■地銀・建設・リサイクル株が業績上方修正クラスターを形成  今週の当コラムは、内需ディフェンシブ株…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る