アストロスケール、宇宙デブリ接近観測「ISSA-J1」紹介動画公開
- 2026/3/10 12:08
- プレスリリース

■民間企業で世界初、2つの衛星デブリに接近撮影
アストロスケールホールディングス<186A>(東証グロース)は3月10日、軌道上で故障衛星や宇宙デブリに接近して状態を確認する観測ミッション「ISSA-J1」の紹介動画を公開したと発表した。同ミッションは、宇宙空間の物体を現場で点検する「宇宙の安全パトロール」を実証する取り組みであり、持続可能な宇宙環境の実現に向けた軌道上サービスの重要な一歩となる。
従来の宇宙状況把握は地上観測や遠距離観測に依存しており、高度数百キロ以上の軌道にある物体の詳細な状況を把握できる情報は限られていた。一方で、衛星やデブリの劣化・損傷状況、周辺環境を把握するニーズは各国・各分野で高まっている。ISSA-J1では、運用を終えた日本の衛星デブリ2機に接近し、近距離で撮影・観測する。異なる軌道にある2つの衛星デブリに接近して撮影する試みは、民間企業として世界初としている。
同ミッションは、文部科学省の中小企業イノベーション創出推進事業(SBIRフェーズ3基金事業)の宇宙分野に採択された「軌道上の衛星等除去技術・システムの開発・実証」の一環として開発・運用される。ISSA-J1は現在組み立て段階にあり、打ち上げは2027年を予定している。軌道上での接近観測を通じ、衛星点検やデブリ除去など宇宙インフラの安全管理を支える新たなサービスの確立が期待される。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)























