【狙い場・買い場】明治電機工業は9月中間で15円配当の権利付、16年3月期2ケタ増益

狙い場・買い場

明治電機工業<3388>(東1)は、ミニゴールデンクロスを示現。業績好調で割安感があり注目したい。

同社は、電気機器・計測器及び電気設備並びに自動・省力化用機能部品とその設備の販売 および輸出入業務。エレクトロニクス製品・各種検査装置・メカトロ・FA・情報・物流システムの開発、設計、製作。計測・制御・情報処理のコンサルティング、工業計器・電気計測器の保守を行っている。

2018年3月期売上高620億円、営業利益25億5000万円、経常利益27億円、純利益18億円目標の第8次中期経営計画に基づき、エンジニアリングビジネスの確立、営業体制の強化、グローバル体制の強化、収益性の向上、企業体質の強化を図り、持続的な成長・発展への土台固めを推進している。

今2016年3月期・第2四半期業績予想は、売上高265億円(前年同期比6.3%増)、営業利益8億3000万円(同8.5%増)、経常利益9億1000万円(同0.9%減)、純利益6億円(同5.2%減)を見込んでいる。第2四半期末配当は15円を予定している。

通期業績予想は、売上高570億円(前期比2.9%増)、営業利益22億円(同10.1%増)、経常利益23億6000万円(同2.1%増)、純利益15億7000万円(同4.8%増)を見込んでいる。 年間配当は40円(第2四半期末15円、期末25円)継続を予定している。

株価は、7月30日につけた年初来の高値1402円から8月25日につけた安値956円まで32%の調整を挟んで上昇。第1四半期業績は営業利益が2億7400万円(前年同期比46.0%増)と好調。第4四半期に売上・利益とも積み上がる傾向が高く、通期業績予想は達成できる見通し。今期予想PER8倍台・PBR0.88倍と割安感がある。今期は中間配当を実施し、配当利回り3.3%と利回り妙味が増すことから、水準訂正高が期待されよう。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■グローバルモデルに匹敵する日本語対応の高性能生成AIを4月から順次提供  ELYZAとKDDI<…
  2. ■優勝への軌跡と名将の言葉  学研ホールディングス<9470>(東証プライム)は3月14日、阪神タ…
  3. ■新たな映画プロジェクトを発表  任天堂は3月10日、イルミネーション(本社:米国カリフォルニア州…
2024年4月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  

ピックアップ記事

  1. ■金先物と原油価格、史上最高値に迫る―地政学リスクが市場に与える影響  今週のコラムは、異例中の異…
  2. ■「虎」と「狼」の挟撃を振り切り地政学リスク関連株で「ピンチはチャンス」に再度トライ  東京市場は…
  3. ■海運株と防衛関連株、原油価格の動向に注目集まる  地政学リスクによる市場の不安定さが増す中、安全…
  4. ■中東緊張と市場動向:投資家の選択は?  「遠い戦争は買い」とするのが、投資セオリーとされてきた。…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る