レーザーテックが高値を更新、米NASDAQや半導体株指数の上げ好感、日経平均の上げ局面では機械的な買い需要も

株式市場 銘柄

■10月から日経225採用、米金利低下など好感

 レーザーテック<6920>(東証プライム)は10月17日、再び一段高で始まり、取引開始後は5%高の2万8030円(1395円高)まで上げ、3日ぶりに年初来の高値を更新している。このところ米国で金融政策当局幹部から追加利上げに慎重な発言が相次ぎ、16日の株式市場でNASDAQ、半導体株指数とも大きく反発したことを受け、再び買いが強まっている。

 同社株は10月1日から日経225種平均株価の構成銘柄に採用された。株価2万円台の値がさ株のため、算出にともなう係数を割り引いても日経225種への寄与度・影響度の大きい銘柄と位置付けられている。このため、日経平均に下押し圧力がかかる局面では機械的な売りに見舞われることがある一方、日経平均の上げ局面では指数連動型の買い需要が加わる場面が増えるとみられ、日経平均の上げ下げをにらみながら売買する動きが増えているようだ。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■GHG排出量削減に貢献  東洋製罐グループホールディングス<5901>(東証プライム)グループの…
  2. ■海外展開を加速  トリドールホールディングス<3397>(東証プライム)は3月25日、カナダ・バ…
  3. ■モビリティカンパニーへの変革を加速  トヨタ自動車<7203>(東証プライム)は3月22日、20…
2024年5月
 12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
2728293031  

ピックアップ記事

  1. ■藤田観光など上方修正済み銘柄が狙い目、決算発表前に高値予約しておくのも有効  大型連休の好調な需…
  2. ■GW市場動向と投資家心理  『目出度さも 中くらいなり おらが春』と詠んだのは小林一茶である。季…
  3. ■金先物と原油価格、史上最高値に迫る―地政学リスクが市場に与える影響  今週のコラムは、異例中の異…
  4. ■「虎」と「狼」の挟撃を振り切り地政学リスク関連株で「ピンチはチャンス」に再度トライ  東京市場は…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る