【株式市場】前場の日経平均は66円安だが半導体株や鉄鋼、石油、銀行・保険株などは高い

◆日経平均は3万1974円29銭(66円00銭安)、TOPIXは2287.98ポイント(4.10ポイント安)、出来高概算(東証プライム)は6億1019万株

 10月18日(水)前場の東京株式市場は、東京エレク<8035>(東証プライム)などの半導体関連株が朝方を除いて概ね堅調続伸となり、中国GDPや工業生産指数の改善など好感の様子。日本製鉄<5401>(東証プライム)やファナック<6954>(東証プライム)なども堅調となった。また、銀行・保険株が堅調で、INPEX<1605>(東証プライム)などの石油資源株も高い。ただ、日経平均は取引開始後の6円49銭高(3万2046円78銭)を上値に弱もみあいを続け、前引けも小安い。

 ハピネット<7552>(東証プライム)が急伸し業績予想の増額修正など好感され、マルマエ<6264>(東証プライム)は半導体株高に乗る形でしっかり。京成電鉄<9009>(東証プライム)は英投資ファンドからの提言報道を受けて動意活発。トレードワークス<3997>(東証スタンダード)はKeyHolder<4712>(東証スタンダード)との提携新事業で急伸。ホープ<6195>(東証グロース)は業績予想の増額修正など好感され急伸。アジャイルメディア・ネットワーク<6573>(東証グロース)は動画プラットフォームなどでの連携など注目され一段高。

 東証プライム市場の出来高概算は6億1019万株、売買代金は1兆6478億円。プライム上場1837銘柄のうち、値上がり銘柄数は801銘柄、値下がり銘柄数は953銘柄。

 また、東証33業種別指数は12業種が値上がりし、鉱業、石油石炭、銀行、陸運、保険、鉄鋼、証券商品先物、建設、などが高い。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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