【株式市場】引き続き中国株に不透明感あり材料株や小型株に軸足を置く

株式市場 日経平均株価

◆日経平均の前引けは1万7725円36銭(135円11銭安)、TOPIXは1439.33ポイント(6.32ポイント安)、出来高概算(東証1部)は9億7262万株

チャート12 8日前場の東京株式市場は、円安基調などが好感された一方で引き続き中国株の動向に不透明感が拭えず、日経平均は朝方の102円09銭高(1万7962円56銭)を上値に値を消して次第に軟調の度を強め、前引けにかけては177円72銭安(1万7682円75銭)まで下げる場面があった。ただ、東証2部指数、マザーズ指数、日経JASDAQ平均は小高い。

 日本時間の午前10時30分に始まった上海株式市場は下げて始まったが同11時30分を過ぎては小高くなっている。トヨタ自動車<7203>(東1)は円安や中国市場での好調を材料に朝方を除いて堅調に推移したが、中国市場に浸透しているピジョン<7956>(東1)は中間決算好調で通期予想を増額したが予想を下回るとの見方があり続落、6月上場のヘリオス<4593>(東マ)や上場5日目のベステラ<1433>(東マ)などが高く、日本エマージェンシー・アシスタンス<6063>(JQS)は前週後半に医療渡航支援企業に認証されたことなどが好感されてストップ高。

 東証1部の出来高概算は9億7262万株、売買代金は9289億円。1部上場1897柄のうち、値上がり銘柄数は851銘柄、値下がり銘柄数は929銘柄となっている。

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