【株式市場】日経平均は62円高、後場一段と戻し中盤から小高くなり4日ぶりに反発

◆日経平均は3万1062円35銭(62円80銭高)、TOPIXは2240.73ポイント(1.92ポイント高)、出来高概算(東証プライム)は14億8470万株

 10月24日(火)後場の東京株式市場は、国内長期金利が午前中の日銀国債オペを受けて低下基調で推移したことなどを受けて半導体関連株が持ち直し、アドバンテスト<6857>(東証プライム)は中盤から小高くなり、日本製鉄<5401>(東証プライム)は一段ジリ高となった。また、所得減税は定額で4万円、住民税免除層にはプラス7万円を給付、と伝えられ日清食品HD<2897>(東証プライム)も中盤から小高くなり元気寿司<9828>(東証スタンダード)は一段ジリ高など消費関連株も動意活発となった。日経平均も次第に持ち直し、中盤からは小高くなって大引けは4日ぶりに反発した。

 後場は、HOYA<7741>(東証プライム)が一段ジリ高傾向を続け半導体関連の庫業績好調株の見方。ニトリホールディングス<9843>(東証プライム)も反発幅を広げ円安が150円目前で下げ渋っていることなど評価。メディアドゥ<3678>(東証プライム)も上げ幅を広げ11月の上場10周年に期待。東映アニメーション<4816>(東証スタンダード)も一段ジリ高となり大引け後に業績予想の増額修正を発表。Macbee Planet(マクビープラネット)<7095>(東証グロース)は10月締めの第2四半期決算に期待とされ一段高。

 東証プライム市場の出来高概算は14億8470万株(前引けは7億6052万株)、売買代金は3兆7241億円(同1兆9589億円)。プライム上場1659銘柄のうち、値上がり銘柄数は1091(前引けは496)銘柄、値下がり銘柄数は507(同1101)銘柄。

 東証33業種別指数は20業種(前引けは4業種)が値上がりし、値上がり率上位は、精密機器、空運、鉄鋼、陸運、小売り、情報通信、ガラス土石、サービス、化学、繊維製品、金属製品、非鉄金属、などが高い。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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