【株式市場】中国の貿易統計も好感され日経平均は一時504円高となり大幅続伸

株式

◆日経平均の終値は2万2597円35銭(409円39銭高)、TOPIXは1730.07ポイント(20.39ポイント高)、出来高概算(東証1部)は12億7836万株

チャート13 13日後場の東京株式市場は、円安基調が継続した上、中国の貿易統計(6月分)が好調で「米中貿易摩擦の影響はとりあえず顕在化していない」(ロイター通信7月13日12時57分)などと受けとめられ、株価指数の先物主導で日経平均は一段高。13時40分頃には504円90銭高(2万2692円86銭)まで上げた。12日に四半期決算を発表した津田駒工業<6217>(東1)は6月下旬にこの見通しを減額修正していたが大幅続伸。日経平均は2日続伸し、終値で6月22日以来の2万2500円台を回復した。東証2部指数、マザーズ指数、日経JQ平均もそろって高い。

 後場は、ライドオンエクスプレスホールディングス<6082>(東1)大戸屋ホールディングス<2705>(JQS)との連携本格化などを材料に一段とジリ高傾向になり、13日に決算発表を予定するパシフィックネット<3021>(東2)も一段とジリ高。UUUM(ウーム)<3990>(東マ)はネット上での動画クリエイターや情報発信者を初期段階からサポートする新ポータル「SPAAAK」開設が注目されて一段高。フォーサイド<2330>(JQS)は6月第2四半期の業績に期待再燃とされて急反発。

 東証1部の出来高概算は12億7836万株(前引けは5億8511万株)。売買代金は2兆5472億円(同1兆1666億円)。1部上場2100銘柄のうち、値上がり銘柄数は1547(同1383)銘柄、値下がり銘柄数は473(同599)銘柄。

 また、東証33業種別指数は31業種(前引けは30業種)が値上がりし、値上がり率上位の業種は、サービス、繊維製品、精密機器、化学、ガラス・土石、電気機器、その他製品、非鉄金属.金属製品、情報・通信、などとなった。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■国内初、HVO51%混合燃料が建設現場で稼働  大成建設<1801>(東証プライム)とユーグレナ…
  2. ■従来の制作プロセスを刷新しAI時代の人材育成を推進  武蔵精密工業<7220>(東証プライム)は…
  3. ■高速道路で手放し運転が可能に、新開発「Honda SENSING 360+」がACCORDの運転支…
2025年7月
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
28293031  

ピックアップ記事

  1. ■内需株に広がる「トランプ・ディール」回避の波  東京電力ホールディングス<9501>(東証プライ…
  2. ■日米関税交渉、7月9日に運命の日「90日猶予」迫る潮目  「三日、三月、三年」とは、潮目、変わり…
  3. ■祝日と金融政策が交錯する7月  7月は、7月21日が「海の日」が国民の祝日に制定されてからフシ目…
  4. ■「MMGA」効果の造船株・海運株は「海の日」月間キャンペーン相場も加わり一段高を期待  あと1カ…
  5. ■選挙関連の「新三羽烏」の株価動向をウオッチ  足元では野党が石破内閣への内閣不信認決議案提出を見…
  6. どう見るこの相場
    ■米、イラン核施設を電撃空爆、緊張激化へ  「2週間以内」と言っていたのが、わずか「2日」である。…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る