シナネンHD、「シナネンあかりの森プロジェクト」がC.W.ニコル・アファン森財団の森林保全を支援

■エネルギー業界初のオフィシャルスポンサー契約

 シナネンホールディングス(シナネンHD)<8132>(東証プライム)は、子会社で、エネルギーソリューションを提供するシナネンが、「シナネンあかりの森プロジェクト」の一環として、一般財団法人C.W.ニコル・アファンの森財団(長野県上水内郡)とオフィシャルスポンサー契約を締結し、森林生態系の回復、生物多様性の保全活動の支援を開始すると発表した。


 アファンの森財団では、創設者のC.W.ニコル氏が、荒廃した日本の森を再生することを目的に、1986年より飯綱山麓に位置する放置された里山(長野県上水内郡信濃町)で森の再生活動を始めたのをきっかけに、現在では様々な企業・団体・個人の支援のもと、森林保全活動を展開している。100年後の未来のために、地域本来の植生を回復させ、様々な生きものが共に暮らせるように荒廃した山林の森づくりを行っている。生物多様性の回復を目指し、放置され荒廃した森を再生させること=「森は人の手で豊かによみがえる」ことを実践している。

 また、森づくりが本当に生きもの達のためになっているかどうかを検証するために、生物調査も行っている。森の生きものの声に耳を傾けながら、地道に森の再生活動を行い、37年目の今では長野県の絶滅の恐れのある動植物うち66種(2022年現在)がアファンの森で確認されるようになった。森づくりは未来を信じること、生物多様性豊かな日本の自然を取り戻していくことを目指す。

 「シナネンあかりの森プロジェクト」では、環境にやさしい自然エネルギー100%を利用することで地球温暖化の原因となる二酸化炭素の排出量を削減しながら積極的に自然を守る活動を行っている。100年先の自然を守り育むプロジェクトとして、SDGsの目標7・13・14・15の達成を目指して、森林の保全や海洋および生態系の保全に取り組んでいる。目標15「陸の豊かさも守ろう」では、豊かな自然を守り、残していくことの大切さを伝え、育む活動としてこれまで植樹活動等に取り組んできた。その活動の一環として、このたびアファンの森財団の活動趣旨に賛同し、オフィシャルスポンサー契約を締結し、森林生態系の回復、生物多様性の保全活動の支援を行うこととなった。

 2023年10月24日(火)には、アファンの森財団理事長 森田いづみ氏、シナネン代表取締役社長 清水直樹氏に加え、長野県林務部長 須藤俊一氏が立会人として参加し、アファンの森で調印式を行った。さらに、株式会社サンリオが手掛けたキャラクターであり、クリーンなエネルギー広めるために未来からやってきたあかりの森の番人「ポポネン」、長野県PRキャラクター「アルクマ」も応援に駆けつけた。

 また、未来を担う子どもたちに、持続可能な社会の実現および地球環境の保護、省エネルギーの大切さを学んでもらうためにシナネンが制作した、ポポネンとあかりの森の応援隊長を務めるサンリオキャラクター・シナモロールが登場する絵本「シナモロールとあかりの森のポポネン」をアファンの森を訪れた人に配れるよう寄贈した。

 今後は、アファンの森財団との共同での取り組みの実施、同財団が実施する活動への協力等を通じて、「日本本来の自然を取り戻し、子どもたちの笑顔あふれる豊かな社会を目指すこと」、「100年先の未来のために生物多様性豊かな森を広げること」を使命に、森を守る活動に取り組んでいくとしている。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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