婚活のIBJが全国10万寺社をつなぐ「全国寺社観光協会」と婚活支援で協業開始

■神社仏閣で縁結び!

 成婚数No.1(※1)を誇る結婚相談所ネットワークを運営するIBJ<6071>(東証プライム)は2日、一般社団法人全国寺社観光協会(理事長:平田益男、所在地:大阪府大阪市)と協業し、同社の有する成婚のメソッドや結婚相談所のネットワークシステムを活用し、両社で連携して成婚数の拡大を目指していくと発表。

■協業の背景

 神社仏閣は、信仰や心の拠り所、教育の場として古くから人々の生活の中心にあった。また、神社で“祭り”が行われている目的の一つとして男女の“出会いの機会提供”という位置づけも。現在でも“縁結び”として神社を訪れる人々は絶えない。日本の文化である“神前式”もあり、神社と“出会い・結婚”はつながりが深いことが言える。全国のおよそ10万寺社を中心に「寺社NOW」を発行されている全国寺社観光協会は、寺社ネットワークを活用し、結婚の縁結びを通して地域の幸せづくりに貢献することを目的に、協業する運びとなった。

■取組内容

(1)全国寺社観光協会が結婚相談所事業を開始し、全国のおよそ10万寺社からの紹介による結婚に興味のある独身者の婚活をサポートする。

(2)独自の寺社ネットワークを活用し、地域に根差した結婚相談所の開業支援を行う。

 地域のつながりが深い寺社の信用力により婚活に興味を持つ独身者が増えることで、IBJ結婚相談所ネットワーク内における出会いの機会も拡大し成婚数の上昇が見込まれる。

■婚活サポートの需要の高まり

 男女共同参画白書では、日本の20代男性の4割が「恋人がいたことが無い」と発表し、恋愛離れの加速がうかがえる。マッチングアプリや婚活パーティーなど「出会うことはできる」が、「恋愛の仕方が分からない」という若者が増えたことで、お付き合いや結婚まで至らないというケースが非常に多くなっている。一方で、将来結婚を考えている人の割合は今も昔も8割以上と変化はなく、“マッチング”よりも“お付き合いのサポート”を必要としている独身者が増加しており、支援が足りていない状況である。その為、交際から結婚までを二人三脚でサポートする結婚相談所の需要が高まっている。

 IBJでは地域に根差したサポートを拡大し、結婚を望む皆様の出会いの機会を創出し、人口減少問題の解決に寄与していくとしている。

※1 成婚数No.1:日本マーケティングリサーチ機構 2023年2月調べ_IBJ日本結婚相談所連盟登録会員に関する調査(成婚数:2022年実績、会員数:2022年12月末時点、大手結婚相談所・連盟を対象)
※2 厚生労働省「令和4年人口動態統計月報年計(概数)」504,878組に対する割合
(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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