【株式市場】日経平均は110円高、後場は円安株など強く2日続伸、TOPIXは反発

◆日経平均は3万2695円93銭(110円82銭高)、TOPIXは2345.29ポイント(8.67ポイント高)、出来高概算(東証プライム)は14億2575万株

 11月14日(火)後場の東京株式市場は、ホンダ<7267>(東証プライム)やコマツ<6301>(東証プライム)が14時頃にかけて一段ジリ高となり、半導体関連株にも一段強い銘柄が見受けられるなどで円安効果のある銘柄の上げが目につき、INPEX<1605>(東証プライム)などの資源株も強い。前引けにかけて軟調だった海運株も再び堅調。銀行株や鉄鋼株もしっかり。日経平均は110円高で始まり、13時にかけて上げ幅を200円台に広げてもみ合い、大引けにかけては上げ幅100円台となったが2日続伸。TOPIXは反発となった。

 日本マイクロニクス<6871>(東証プライム)と大成温調<1904>(東証スタンダード)、日住サービス<8854>(東証スタンダード)は朝の取引開始から大引けまで気配値のままストップ高で推移し、四半期決算や業績予想の増額修正など好感。トリドールHD(トリドールホールディングス)<3397>(東証プライム)は13時過ぎの四半期決算発表と業績予想の大幅増額を受けて一段高。AIインサイド<4488>(東証グロース)は前場ストップ高で値が付いたあと大引けまで買い気配のまま推移。FFRIセキュリティ<3692>(東証グロース)は前後場とも次第高となって大幅高。

 東証プライム市場の出来高概算は14億2575万株(前引けは7億1045万株)、売買代金は3兆5448億円(同1兆8159億円)。プライム上場1659銘柄のうち、値上がり銘柄数は782(前引けは785)銘柄、値下がり銘柄数は821(同812)銘柄。

 東証33業種別指数は23業種(前引けは24業種)が値上がりし、値上がり率上位は、鉱業、石油石炭、非鉄金属、銀行、輸送用機器、ゴム製品、小売り、保険、繊維製品、機械、鉄鋼、陸運、パルプ紙、水産農林、などとなった。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■東京大学発スタートアップが開発、19自由度のヒューマノイドロボット  東京大学発スタートアップH…
  2. ■売却面積は約1.6倍に、総額1,785億円超の譲渡価額  東京商工リサーチは6月30日、2024…
  3. ■従来の検索では見つけられなかった本との出会いを創出  富士通<6702>(東証プライム)傘下の富…
2025年8月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031

ピックアップ記事

  1. ■株主還元強化が市場の安心材料に  東京エレクトロン<8035>は8月1日、2025年3月期の業績…
  2. ■市場の霧が晴れ始めた、個別銘柄の好調が投資家を惹きつける  前週31日の植田和男日銀総裁の記者会…
  3. ■利上げか、現状維持か?日銀総裁の決断で明暗分かれる8月相場  日銀の金融政策を巡る不確実性が続く…
  4. ■選挙惨敗の石破首相に退陣要求、政局混迷の行方  まるで狂言の『乳切木』(ちぎりき)を観るようであ…
  5. ■九州地盤銘柄に割安感、福証単独上場企業にも注目集まる  東京エレクトロンやアドバンテストなどの半…
  6. ■参院選で与党過半数割れ、石破政権の行方不透明に  7月20日投開票の参議院議員選挙は、大手メディ…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る