楽天はAI分野における戦略的パートナーとしてOpenAIが参画、新プラットフォーム「Rakuten AI for Business」を発表

 楽天グループ<4755>(東証プライム)は14日、OpenAI,L.L.C.(OpenAI)がAI分野における戦略的パートナーとして参画し、OpenAIの協力のもと、最先端のAI(人工知能)技術を活用し、国内外の消費者や企業に新たなAI体験を提供すると発表。同コラボレーションの一環として、両社は新しいAIプラットフォーム「Rakuten AI for Business」を14日発表した。最先端AIソリューションを駆使し、業務改善や顧客との関係性の強化といった企業活動を支援するAIプラットフォームを、2024年以降、本格的に提供開始する。

 「Rakuten AI for Business」は、営業、マーケティング、カスタマーサポート、オペレーション、戦略策定、システム開発など、様々な企業活動を支援する新しいプラットフォーム。具体的には、データ分析やチャート作成など実用的な分析の手助けを行う「Rakuten AI Analyst(ラクテン エーアイ アナリスト)」や、企業の担当者が効率的により高度な消費者へのサービスを提供できるように手助けする「Rakuten AI Agent(ラクテン エーアイ エージェント)」、企業のあらゆる資料を分析し必要な情報を提供することで顧客からの質問に迅速に回答できる「Rakuten AI Librarian(ラクテン エーアイ ライブラリアン)」といった機能を提供する。

 楽天のCDO (Chief Data Officer)のティン・ツァイは、次のようにコメントしている。「『Rakuten AI for Business』に対して私たちは、AI技術を通じて人類の可能性を拡張し企業の生産性を高め、これまでよりもさらに便利で快適な社会を実現するというビジョンを掲げている。生成AI技術の先駆者であるOpenAIとの協業を通じて、最先端のイノベーションをもたらす可能性があることを期待している。」

 OpenAIのCOO (Chief Operating Officer)であるブライド・ライトキャップは、次のようにコメントしている。「私たちは楽天と戦略的なパートナーとなることで、日本の人々にAIの最先端技術を用いた新たなインターネット体験を届けるとともに、ビジネスパートナーにとって意義のあるソリューションを提供することを目指していく。」

 「Rakuten AI for Business」では、スマートフォンやタブレット等のあらゆる端末から、いつでもどこからでもアクセスできる、利便性の高いインターフェースを提供する。また、楽天の通信網やクラウド技術を備えたデータセンターにおいて、エンドツーエンドでの安全なネットワーク環境で機密データを管理する。さらに楽天が保有する豊富なノウハウやデータ、OpenAIの最先端技術を用いて、企業にユニークな付加価値を提供する。

 楽天は、国内外で約17億のユーザーを有しており、Eコマース、フィンテック、デジタルコンテンツ、通信など様々なサービスを提供し、独自の「楽天エコシステム(経済圏)」を形成している。OpenAIは、AIを通じて全人類に利益をもたらすことをミッションに掲げ、AIの研究と開発を担う企業として多くの消費者や企業にAIの最先端技術をもたらすことに貢献している。

 両社は、今後も豊富なデータと最先端のAI技術の活用を通じて、ECにおける購買活動に革命をもたらし、世界中の人々へ新たな価値創出を目指していくとしている。(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)

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