ニトリHDが一段と出直って始まる、米金利低下・円高、韓国進出報道など好感

■円高が追い風になる銘柄、2か月ぶりに1万7000円を回復

 ニトリHD(ニトリホールディングス)<9843>(東証プライム)は11月28日、一段と出直って始まり、取引開始後は4%高の1万7445円(595円高)まで上げ、約2か月ぶりに1万7000円台を回復している。円高が業績への追い風になる銘柄で、今朝の円相場が米金利の低下を受けて1ドル148円台前半で円高となっていることや、前週末に「ニトリ韓国進出、10年で200店目標」(日本経済新聞11月24日付朝刊)と伝えられたことなどが買い要因になっているようだ。

 米国27日の金利動向は、新築住宅販売件数が市場予想を上回る減少とされてインフレ警戒感が後退し、長期金利の指標となる10年国債の利回りが4.4%を割り込んだ。外為市場では、ドル金利の低下を受けてドル安・円高になった。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)

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