ミツバが一段高、小型四輪パーソナルモビリティなどに注目集まり約1年ぶり900円台に進む

■好業績を背景に値上がり傾向を続け再び上値を追う

 ミツバ<7280>(東証プライム)は11月28日、一段高となり、取引開始後は6%高の938円(53円高)まで上げ、2022年6月以来の900円台に進んでいる。好業績を背景に値上がり傾向を続ける中で、27日に、群馬大学工学部と北関東産官学研究会が中心となって進める教育プログラム「未来創生塾」の塾生が同社工場で「薄型駆動システム」を搭載した身障者用小型四輪パーソナルモビリティ「PACTO」の試乗を行ったことなどを発表しており、EV(電気自動車)、FCV(燃料電池自動車)関連メーカーとしての注目が再燃したと見られている。

 「モーター・制御・機構」に特化した技術で四輪、二輪、小型モビリティ向けに電動パワステ、ワイパー、パワーウインドなどのシステムを提供。11月8日に発表した第2四半期決算(2023年4~9月・累計)は従来予想を大幅に上振れたにもかかわらず通期の予想を据え置いた。このため、下期の動向によっては通期業績が予想を上振れる期待が強まっている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■AI機能強化でさらに便利に!Siriの進化とChatGPT統合で作業効率向上  Appleは3月…
  2. ■ChatGPT Enterpriseを活用し、業務効率化と新たな価値創造を推進  ふくおかフィナ…
  3. ■2024年度の美容室倒産件数、前年を大幅に上回る197件  帝国データバンクの調査によると、20…
2025年5月
 1234
567891011
12131415161718
19202122232425
262728293031  

ピックアップ記事

  1. ■スタンレー電気など年初来安値銘柄の業績見通しに焦点  日経平均株価が4月に大幅下落する中、年初来…
  2. ■トランプ劇場、急転換の舞台裏!米中摩擦、FRB人事…予測不能な変幻自在  「クルマは急に止まれな…
  3. ■5大商社決算発表を前に高まる投資家の期待感  世界三大投資家の一人ウォーレン・バフェットが日本の…
  4. ■「市場の反乱」の一段落で「市場の勝利」を期待しバフェット流に商社株にバリュー株投資も一考余地  …
  5. ■株価55%高もまだ割安!?記念優待利回り10%超の注目株  10日には米国の関税発動停止を受け、…
  6. ■一喜一憂の投資家心理、トランプ関税「一時停止」の罠  まずフェイクニュースかと目と耳を疑った。次…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る