【話題株】王将フードが中間配当10円増配、「総還元性向100%」の公約に対し総還元性向89%に

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王将フードサービス<9936>(東1・売買単位100株)は11日に9月中間配当を従来予想比10円増額して60円にすると発表し、「総還元性向100%」の公約に基づけば単純計算でさらに27円50銭の増配余地がある。「中期的」な公約ではあるが、今後も増配や自社株買いなどの実施が見込めるため、押し目が到来すれば絶好の仕込み場と言えそうだ。

株価は週明け14日に4125円まで上げ、4日連続で日々の上値をセリ上げ、戻り高値に進んだ。

同社は2015年1月に中期的な株主還元方針を発表し、「総還元性向」に基づき、配当性向40%以上に加え、自己株式の取得を実施し、総還元性向100%を目標にする方針とした。5月18日付で40万株の自社株買い(17.12億円)を行ない、この段階での総還元性向は通期計画に対し約85%。そして、9月11日に発表した中間配当の1株当たり10円増額によって総還元性向は約89%になるとした。

これに基づいて単純に受け止めると、配当を10円増額すると総還元性向は約「4%」向上することになる。総還元性向の向上を配当のみで実現すると仮定する場合、現次点での総還元性向は約89%のため、あと20円増額しても総還元性向は97%。単純計算では、100%に達するまで27円50銭の増配余地があることになる。

11日の発表では、2016年3月期の中間配当(9月中間配当)を従来予想、および前期実績比10円増額して60円の見込みとし、3月期末配当は従来予想、および前期実績と同額の50円に据え置いた。市場関係者の間では、期末配当についても10円程度の増額は十分可能との期待が少なくない。

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