象印マホービンが10日続伸、11月決算は円安によるマイナス影響14億円あったが今期に期待

■今期予想は円安長期化など前提、控えめな見積りとの受け止め方

 象印マホービン<7965>(東証プライム)は12月26日、取引開始後に3%高の1584円(43円高)をつけ、日々小幅だが10日続伸基調の出直り相場となっている。25日の15時半に発表した2023年11月期の連結決算は営業利益が前期比7.2%増の50億円で、円安によるマイナス影響が14.02億円あったが、12月中旬以降は円安が止まっていることなどで、今期はマイナス影響の後退などに期待が出ている。

 今期・24年11月期の連結業績予想は、円安の長期化などを前提に、売上高を4.2%増の870億円とし、営業利益は4.0%増の52億円、親会社株主に帰属する当期純利益は土地売却益などが加わり12.6%増の50億円とした。株式市場関係者からは控えめな見積りとの受け止め方が出ている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)

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