WASHハウスは急反発、大波乱の後一気に2/3押しの調整を達成、二段上げ連想の見方も

■引き続き投機妙味の強さをみせつける

 WASHハウス<6537>(東証グロース)は12月8日、急反発となり、一時ストップ高の504円(80円高、19%高)まで上げ、昨7日の86円安を奪回する勢いとなっている。このところ「トコジラミ」の増殖が材料視されて急伸相場を示現。昨7日は、値上がり方向への制限値幅の臨時拡大を受けて一時33%高の678円(168円高)まで急伸したあと急激に値を消し、終値は424円(86円安)と大波乱だったが、引き続き投機妙味の強さをみせつける相場になっている。

 値動きを見ると、12月4日から7日の高値までの急騰幅406円に対し一時268円の急落を演じたため、急騰幅の約2/3押しの調整を達成したことになり、調整一巡感が出てきたとみられている。8日の反発相場は、まだ7日につけた高値を抜いていないが、テクニカル的には相場に崩れはないとみられ、この高値を抜く騰勢第2波(二段上げ)への余地があるとの見方が出ている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)

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