瑞光が急伸、第3四半期の営業利益2.2倍など好感され10年ぶり高値に進む

■大人用紙おむつ製造機械27%増、通期業績に上振れ期待

 瑞光<6279>(東証スタンダード)は12月28日、急伸一段高で始まり、取引開始後は18%高の1790円(269円高)まで上げ、株式分割を考慮した値段で2013年以来の高値に進んでいる。紙おむつ製造機械などを手掛け、27日の湯型に発表した第3四半期連結決算(2023年2月21日~11月20日・累計)の営業利益が前年同期の2.2倍など、各利益とも大幅増益となり注目が強まっている。

 第3四半期は、大人用紙おむつ製造機械の売上高が8591百万円(前年同四半期比27.2%増)となり、小児用紙おむつ製造機械の売上高は3110百万円(同41.3%減)、生理用ナプキン製造機械は2778百万円(同166.8%増)など、全体として好調に推移した。24年2月期の連結業績予想は売上高17%減、営業利益39%減など全体に据え置いたが、第3四半期間での推移から上振れ期待が出ているようだ。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■AIとベイジアンネットワーク解析で165項目を抽出、複雑な因果関係を構造化  大正製薬は11月2…
  2. ■Blackwell GPU2140基で研究競争力を拡大  NVIDIA(NVDA:NASDAQ)…
  3. ■銀座の呉服店「むら田」店主・村田あき子の語りをまとめた書籍  KADOKAWA<9468>(東証…
2025年12月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031  

ピックアップ記事

  1. ■日銀イベント通過で円高前提、紙・パ株が師走相場の主役候補  今週のコラムは、日銀の金融政策決定会…
  2. ■FOMC通過も市場は波乱、金利と為替に残る違和感  FRB(米連邦準備制度理事会)のFOMC(公…
  3. ■眠れる6900トンの金が動き出す、「都市鉱山」開発でリデュース株に追い風  今週の当コラムは、金…
  4. ■天下分け目の12月10日、FRB利下げで年末相場は天国か地獄か?  天下分け目の12月10日であ…
  5. ■AI・データセンター需要拡大に対応、測定能力は従来比最大2倍  リガク・ホールディングス<268…
  6. ■売り方手仕舞いで需給改善が後押し  師走相場では、リスクの大きい銘柄であっても、逆日歩のつく信用…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る