【株式市場】日経平均は324円高、台湾株堅調で中国との関連に安心感、後場一時3万6000円台に乗り6日続伸

◆日経平均は3万5901円79銭(324円68銭高)、TOPIXは2524.60ポイント(30.37ポイント高)、出来高概算(東証プライム)は15億5966万株

 1月15日(月)後場の東京株式市場は、台湾株が高いため、中国との関係はひとまず安堵感とされ、住友商<8053>(東証プライム)などの商社株が一段高で始まり、半導体向け素材の信越化<4063>(東証プライム)も一段高、TDK<6762>(東証プライム)や旭化成<3407>(東証プライム)も一段と強含み、大成建設<1801>(東証プライム)などの建設株も一段と強含んだ。日経平均は13時頃にかけて一段と上げ、一時3万6008円23銭(431円12銭高)まで上げ、大引けは3万6000円台を持ち越したが大幅高で6日続伸となった。

 後場は、台湾株が高いため、中国との関係に安心感が広がり、京セラ<6971>(東証プライム)や加賀電子<8154>(東証プライム)も一段と強張った。日本マクドナルドHD<2702>(東証スタンダード)は引き続き月次好調など材料に一段高。IGポート<3791>(東証スタンダード)、ジャパニアス<9558>(東証グロース)は四半期決算など好感されて前場ストップ高まで上げたまま大引けまで買い気配。クリアル<2998>(東証グロース)は都心部のオフィス市況好調など買い材料とされ一段と上げた。

 東証プライム市場の出来高概算は15億5966万株(前引けは7億8707万株)、売買代金は4兆144億円(同2兆851億円)。プライム上場1657銘柄のうち、値上がり銘柄数は1299(前引けは1289)銘柄、値下がり銘柄数は321(同338)銘柄。

 東証33業種別指数は、前引けと同じく空運を除く32業種が値上がりし、値上がり率上位は、海運、証券商品先物、電力ガス、鉱業、銀行、卸売り、鉄鋼、保険、その他金融、倉庫運輸、などとなった。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)

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